コロナ終息!?
新型コロナウイルス感染症が、5月8日に『5類』に引き下げられました。世間では感染状況が直接話題に上ることより、個人の判断に委ねられたマスク利用の有無や、インバウンド(外国人観光客等の入国)など、コロナ本体よりも周囲の問題のほうに話題の主役が変わってしまったようです。
これからが本当の“新しい日常”となりますが、多くの企業で在宅勤務の廃止や縮小が行われ、コロナ以前の勤務体系に戻そうとしている動きを感じます。その一方で、以前として飲み会や懇親会の開催は極めて少なく、また、商談や会議などではコロナ渦で一気に普及が加速したオンラインの利用が引き続き多くあります。
ところで、弊社の大工さんが65歳を超えているのですが、そのワクチンを5月10日に接種したところ、翌日も、翌々日も腕が上がらない、ヒザ関節が傷むなどの副反応に見舞われました。仕事は大過なくされましたが、この2日間は本調子ではないようでした。僕の50代の友人も4本目の接種した翌日、仕事を休まければいけないほどの副反応に襲われた人がいます。その後、その友人は濃厚接触者となり、その際のPCR検査でコロナ陽性が判明しましたが、ほぼ無症状で1週間の隔離生活をしたそうです。ほぼ無症状だったため、その友人は『コロナになるよりワクチン注射の方がしんどいから、もうワクチンは受けない』と言っていました(ワクチン接種が奏功して症状が軽かった可能性があり、一概にワクチン接種のほうが体に負担がかかることを表現するわけではありません)。
4月下旬以降に、道頓堀、京都・八坂、東京・浅草へと立ち寄る機会があったのですが、日本人で出歩く人が少ないのか、上記の有名観光地は、過半数がアジア・欧米からの観光客の方々でした。多くの来日客に日本への期待感を感じるとともに、早く以前の力強い世界経済に戻ることを祈念した次第です。